【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【6頁目】
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54: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/12/11(土) 21:50:26.21 ID:kiq1wrQ5o
陽乃「落ち着きなさい」
歌野「むしろどうして久遠さんは落ち着いて――」
陽乃「落ち着きなさいと言っているはずよ。白鳥さん」
歌野「っ……どうして……」
どうしてそんなに落ち着いていられるのか。
迫害を受けて、
人を殺してしまうような悲劇に見舞われて、
命懸けで何かを成し遂げたって感謝はされずにその功績を奪われて、監禁されて、
その間に殺されかけて。
なのに、落ち着いている方がおかしいと歌野は珍しく苛立ちを溢れさせながら、
それでも、大きくため息をついて椅子に座り直す。
歌野「……落ち着くことなんて、出来ないわ」
陽乃「貴女、私の経験を知っているなら " たかがこの程度 " って言えるはずよ」
歌野「それは過去のことだわ! これからのことにまで、そうやって諦めていていいはずがない」
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