【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【6頁目】
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81: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/12/12(日) 20:59:06.25 ID:2VjNa+nio

陽乃「行くわ」

九尾「本気か?」

陽乃「連れて行ってくれるんでしょう?」

陽乃の伺う表情に、

九尾は呆れた表情で笑って、陽乃へと力を流し込んでいく。

九尾から感じられる力は全身をめぐっていき、

やがて、まるで動く気配の無かった指や、腕、足が動くようになる。

陽乃「っ……なんだか、ぞわぞわする」

九尾「主様の体がそれだけ弱っているということじゃ」

動くだけでも相当な無理が必要で、

戦うだなんてとんでもないと言った状態にある陽乃の体。

それを無理矢理に動かせるようにしているのだから、

陽乃の体の内側は今にも引きちぎれかねないことだろう。

陽乃「っ……ぅ……ごほっ……」

体を起こすと、

喉の奥からこみあげてきた吐き気に負けて、吐血する。

九尾の力で痛みを誤魔化しても、

体の症状までは、隠しきれない。

九尾「……良いのか?」

陽乃「ええ。良いから、連れて行って」


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