【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【6頁目】
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82: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/12/12(日) 21:23:27.92 ID:2VjNa+nio
陽乃は、イザナミ様ではなく九尾の力を身に纏う。
九尾の力よりもイザナミ様の方が強いが、
今の状態では、逸れこそ本当に死にかねないからだ。
陽乃「……で、どこから行けるのかしら」
九尾「ふむ……」
九尾は少し考える素振りを見せ、
病室の中で、人間の姿から妖狐へと姿を変える。
九つの尾の1つが陽乃の体を包み込み、
そうして、何か不思議な感覚に襲われたかと思えば、
陽乃の視界にはまるで見たことのない景色が広がっていた。
虹色のような、木の根が伸び放題になっている世界。
眩いその世界の中心とでもいうのか、
根が伸びる先にあるのは、枯れ木のような何か。
陽乃はそれが神樹様だと悟って――
陽乃「!」
どこかで爆発のような騒音が響いて、陽乃はその音がしただろう方角へと目を向ける。
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