66:名無しNIPPER[saga]
2022/02/04(金) 16:51:15.19 ID:87EqkCvlO
「そうそう、おとといこんな衣装を作ってみたんだ、山田くん」
月影さんのスマホには、月影さんが微笑を浮かべている写真が写っていた。
露出度の高い、と言いますか、胸元が大胆に開きーーアンダーを着ずに素肌、生乳が露出しているスーツ姿だった。
月影さんの頭のてっぺんには動物の、巻き角の羊のものが生えている。
「おー!大胆ですねー!」
俺が歓声をあげると、後で送るね、と話して、次は谷くんの番だ、と月影さんは谷ちゃんを促す。
谷ちゃんは恥ずかしそうに、スマホ、ではなくタブレットを取り出すと、写真を開く。
そこには、前髪を上げて涼やかな笑みを浮かべ、月影さんと同じ寒色系のアイシャドウと口紅を刺し、青いチャイナドレスを着た谷ちゃんが写っていた。
谷ちゃんの頭からは枯れ木のような、竜のツノが生えている。
「ほー谷くん、やるじゃないか、やはり君はスタイルがいいな」
月影さんは谷ちゃんを褒める。
「わ、私は月影さんが羨ましいです…胸が大きすぎて、水着衣装とか、おっぱいの露出だとポロリしちゃうんで…」
谷ちゃんは恥ずかしそうに述べた。
月影さんと谷ちゃんにはもう一つ趣味がある。
それはコスプレイヤーであることだ。
元々、谷ちゃんが配属されるまで、月影さんも俺もなんとなくオタクだと、同志だと思っていたが、切り出せなかった。
そんな時、谷ちゃんが配属されて、初期谷ちゃんは暗かった。
でも、ある時あるキッカケで谷ちゃんがオタクだとわかり、それもコスプレ趣味の子だとわかった。
それを知って、谷ちゃんは泣きそうだったけど、月影さんは自分もオタクだとカミングアウトし、自分もやらせてほしいと谷ちゃんにコスプレを教わって、二人はコスプレイヤーとなった。
こうして、月曜日は互いにコスプレの写真を見せ合うのが、決まりになっていた。
そのあとも、コスプレ談義に花が咲き、今日も夜がふけていく。
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