怪異探偵ソリィバレッタ「赤いドレスは血の先触れ」
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140:おれを ◆MVS19SfNUQ[sage saga]
2022/03/05(土) 11:43:39.53 ID:z8WhOIbA0
バレッタ「大丈夫ですか?」
バレッタの言葉にびくっ、とする。いつの間にかうたた寝していたようだ。
バレッタ探偵事務所。依頼もなく、暇な時間に─遊びに来る時は、いつもそのタイミングを見計らっている─二人っきりでお茶をしていたのだ。
バレッタ「近頃ぼーっとしてますね。具合でも悪いのですか?」ズイ
「ヘ、ヘーキよ。カオ近づけるな。つーか、私が病気するワケないって知ってんだろ」
そう。バレッタの言う通り、私はここ最近どうもぼんやりしている。短い間とはいえ記憶がなくなるのもしょっちゅうだ。
しばらくカラダもぐったりと重く、熱っぽい。そのくせ芯から力の抜けるような嫌な寒気もする。
これを人間でいう具合が悪いというのなら、なるほど私は具合が悪いのかもしれない。
バレッタ「それを具合が悪いというんです。あまり無理しないように。人間でないとしても、あなたは怪異でもないのですから」
「う、うるさいっての。テメェ私の母じゃねえだろ…」
悪態をついても迫力がない。思考もふわふわと、まとまらなくなってきた。
いよいよ本格的に休んだ方がいい気がする。
休まなくても済むように、こうなったのに。
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