怪異探偵ソリィバレッタ「赤いドレスは血の先触れ」
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147:おれを ◆MVS19SfNUQ[sage saga]
2022/03/05(土) 11:48:23.24 ID:z8WhOIbA0
バレッタ「──うぶっ」
気持ち悪い。吐き気が込み上げる。嫌悪感。嫌悪。嫌悪。嫌悪。
彼女を近くに感じる。彼女が恋しい。知らない誰かへの感情が湧き上がる。外見だけなら彼女そのものの、バレッタの知らない誰か。
そして──嫌悪。誰か以外に向ける嫌悪。どこか知らない世界への無関心と憎悪。疑心。恐怖。嫌悪。
どこまで逃げても逃れられないような嫌悪は、きっと自分もが標的で。
自分が嫌悪の対象で。自分だけが嫌悪の根源で。
胸を掻きむしり、腹に刃を突き立て開き、肋骨を割り、内臓を何もかも掻き出してしまいたい。
顔に杭を打ち込んで頭を砕き、脳を滅茶苦茶に飛び散らしてしまいたい。
膝をつき、もう内臓もないのに胃の中身をぶち撒けたくて、何も考えられなくなり、わけもなく涙が溢れてくる。
バレッタ「はぁっ…はぁっ……は…ぁ」
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