怪異探偵ソリィバレッタ「赤いドレスは血の先触れ」
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158:おれを ◆MVS19SfNUQ[sage saga]
2022/03/05(土) 11:56:55.46 ID:z8WhOIbA0
ハンパなショックでは駄目だ。少しの距離をあけても、またすぐに捕まる。
首を締め上げる手にしがみつき、身体中の霊気を練り上げ、加速を──
ギュバッ ギュワォッ
─パシャァァアアン
バレッタ「─なっ」
加速を終え、霊気ショックを発動する瞬間。硬質の触手が彼女を挟むように覆い、逆位相の霊気ショックを放ってきた。
ぶつかり合ったショックは互いを打ち消し霧散する。
反転した霊気パターンをぶつけて相殺させる、対ショックウェーブ防御だ。
怪異になりたてなのに、こんなことまでできるなんて。
「きひ、きひひひひひひ!思い出した思い出した!そう、そうよね。こうするの!」
「攻撃を受けたら、いつもこうやって身を守っていたものね!どう?どうかしら?私ちゃんとやれてるでしょ?」
終わった。彼女に霊気パターンを覚えられてしまった。防御手段を確立してしまえばもう彼女にショックは通用しないだろう。
対怪異特効の攻撃力を封じられた以上、ここから彼女を抑える手段はもうない。
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