怪異探偵ソリィバレッタ「赤いドレスは血の先触れ」
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51:おれを ◆MVS19SfNUQ[sage saga]
2022/03/05(土) 09:47:32.62 ID:z8WhOIbA0
頬に手を当て意地悪く笑う魔女の顔が滲んでぼやける。熱を持った頭がガンガンと騒がしい。こめかみが軋む。吐き気がする。手の甲と指が突っ張って痛む。
倒れそうな怒りと恐怖の中、ガウスは奥歯を噛み締め、
ガチャ…
バレッタ「ん、ん〜…おはようございま〜…す。…誰か、バレちゃんって言いました?」
心臓が口から飛び出そうになった。怪異は内臓を持たないのだが。
ガウス「や、やあ…おそようバレちゃん」
バレッタ「おーはーよーうー…ございますー。さっきからしきりに…ガウス?ガウスですか?」フラ…フラ…
バレッタ「バレちゃん言うなって…言っへんれょおぉ…」フラフラッ
ガウス「おっと…寝惚けてるのか。昨夜はかなり遅かったもんね…」ガシッ
「大事な大事なバレちゃんに秘密、聞かれなくって良かったなぁ。なあ?」ニヤニヤ
ガウス「」ギロッ
「お〜怖。熱々カップルにうっかり巻き込まれてケガする前に、早めに退散しておくとするか」
粒が散らばるように魔女の姿が消えていく。霊気の類いは感じないというのに不気味な女だ。
バレッタ「んんー……あれっ?今、殿下来てました?」
ガウス「遊べる様子じゃないから、もう帰ったみたいだね…カオ洗ってきなよ。酷い寝癖だ」
バレッタ「はぁーい…」のそのそ…
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