【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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121: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/04/03(日) 23:35:35.55 ID:Z6kqpt/co
ここから逃げ出したら病院関係者に保護され、

そうして、大社に保護されることになるだろう。

けれど、それは捕縛ではなく保護なのだ。

ひなたが逃げ出せるような状況ではなかったし、逃げ出したと思われる状況でもない。

疑うまでもなく、外部の犯行によって連れ去られた現場だったのだから。

怪我はないかと、心は無事かと、

とても心配されるだけで済むはずだ。

ひなた「……いえ」

ひなたは、首を振る。

確かに恐ろしく、逃げ出すこともできるかもしれない。

けれど、出来るはずのないことが出来るかもしれないと

奇跡的にも目の前に差し出されたのだ……引く通りがない。

ひなた「どうせなら、2人で白鳥さんを補うのも間違いではないかと。白鳥さんの回復力は、それだけ重要な力なんですから」

水都「確かに……」

陽乃「出来もしないことは言わない方が良いわ。上里さんはただ余剰分がぶつかるだけで本来の形ではないんだから」

水都「それで……何をしたら」

陽乃「とりあえず、血を貰って良いかしら」

水都「はい――えっ!? 痛っ!」

言うが早く、水都の手を奪うようにとって、どこからともなく取り出した鋭利な刃で水都の指を切る。

陽乃「略式ではあるけれど、正式なものだから心配は要らないわ」

歌野「……私も?」

陽乃「痛いくらい平気でしょう。我慢しなさい」

歌野「大丈――っ、痛ったい!」

普通の刃物ではなく、神聖な力が宿った刃物だから、

水都はさほど痛くなくても歌野にとっては激痛なのだ。

歌野「バーテックスの攻撃より痛いわ!」

ぶつっ……と、指に刺さった傍から悲鳴を上げた歌野を無視して、血を貰う。


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