【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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285: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/05/07(土) 18:15:31.36 ID:aeomgeKDo
ひなた「そろそろ戻った方が良いのでは……?」
陽乃「まだ平気よ」
ひなた「ですが……」
巫女にとっては本来、ほんの一瞬のできごと。
瞬きする間に誰かが傷ついたり、
誰かの命が失われたりするのが、バーテックスの侵攻だ。
しかし、今は九尾の加護によってその一瞬を知覚している為、不安なのだろう。
ここで樹海化が解けたら父親に発見される。
千景の友人としてここにきていることにすれば多少は取り繕えるからどうにかなるとは思うが、
千景本人に知られると面倒だ。
特に、陽乃は。
ひなた「久遠さん?」
その陽乃は、父親の足元にしゃがんで奥の部屋に体の半分を潜り込ませて、
何をしているのかと様子を窺っていたひなたに向かってくしゃくしゃに丸められた紙を放った。
ひなた「これは……」
陽乃「随分とお優しい激励がたくさん来ているみたいよ」
ひなた「優しい激励ですか……これが」
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