【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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3: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/03/14(月) 22:04:00.17 ID:1xywqUmco
陽乃「人として死ぬことが出来ないのよ」
歌野「それでも心は人のままでいられるわ」
歌野は問われて間も置かずに答えた。
まるで言われることがわかっていたかのような即答で、
当たり前でしょ? と笑みを見せる。
歌野「人の身体で死ぬか、人の心で死ぬか……私達は前者を取って後悔に苦しむくらいなら、この身を変えてでも後悔しない選択をしたいと思ったの」
それは明らかな自己犠牲だ。
分かっている
他人への奉仕にしてはいきすぎたやり方であることも。
しかし、そうでなければ手の届かない人がいる。
手に入れられないだろう理想がある。
だったら、本来、ただ食い潰されていたこの命を、この身体を
懸けてでも届かせようとすることに躊躇うことなどあるわけがない。
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