【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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302: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/05/08(日) 18:05:56.39 ID:x8kzl1ISo
九尾「主様」
千景の実家がある高知の村に広がる田園地帯
合間を縫って歩いていた陽乃のすぐそばに、大きな狐が姿を現した。
金色の毛並みと赤い瞳を持つ、陽乃の精霊、九尾
ずっと大人しくしていた九尾が姿を現したことに陽乃は少し警戒して目を細める
陽乃「……何かあった?」
九尾「主様、戦闘に介入する気はあるかや?」
陽乃「苦戦でもしてるの?」
ひなた「若葉ちゃんに何かあったんですか?」
九尾「乃木若葉に限らぬぞ」
九尾は陽乃ではなくひなたに目を向けながら口を開く。
九尾「郡千景の視野が狭い。死人は出ぬとは思うが、無意味な怪我人が出るやもしれぬ」
ひなた「友奈さんは……」
九尾「その高嶋友奈がまっさきに重傷を負うぞ」
死人は出ないとは思う。
九尾はそう言ったが、それはあくまで今は。というだけだろう。
重症を負えば死ぬ可能性が高くなる。
なにより、友奈は病み上がりで本調子に比べて衰えているだろうから、千景をカバーしきれるとは思えない。
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