【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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312: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/05/08(日) 21:19:32.58 ID:x8kzl1ISo
陽乃「良いわ。送っていく」
ひなた「そんな悠長な――」
陽乃「私は貴女を信用してるわけじゃないの。一人で帰して面倒ごとに巻き込まれたり、ましてや大社に使って情報漏洩なんて言語道断」
今すぐに友奈が死ぬわけではないと九尾は見ているようだし、
どちらもリスクはあるが、
大社に監禁されたり、勇者に対し鬱憤が溜まっている人々に捕えられるよりは良い。
前者は施設を壊せば済むが、
後者は最悪命に関わる上に、若葉のメンタルまで傷が付く。
ひなた「久遠さ――っ」
陽乃「良いから黙ってなさい。舌を噛むわよ」
九尾の背中に飛び乗って、ひなたの頭を胸に押し付ける。
千景に加えて若葉は無理だ。
今の死に体で心神喪失した勇者2人は相手に出来ない。
陽乃「貴女が死ぬのはどうでも良い。でも、私の足を引くような死に様は晒さないで頂戴」
ひなた「久遠さん……」
身を屈め、今すぐにでも駆け出しそうな九尾の背中を撫でて。
陽乃「九尾、全力で」
そう、指示を出した。
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