【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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313: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/05/08(日) 22:33:02.91 ID:x8kzl1ISo

√ 2018年 10月08日目 朝:病院


九尾は陽乃達が誘引している病院の出入り口前で止まる。

陽乃はひなたを抱えて背中から飛び降り、

病院の方へとひなたを歩かせる。

陽乃「病室までは自分で行けるでしょう」

ひなた「……白鳥さんは連れて行かないのですか?」

陽乃「私より死ぬ可能性が高いから」

歌野は、傷つけば傷つくほど回復する

つまり、それだけ力を消耗しやすい

にもかかわらず、

他人までも癒そうとするから、より多くの力を消費することになる。

今はそれをしていい身体ではない。

陽乃「私に協力したくてたまらない貴女に役目をあげる」

歩いていくひなたにため息をついて声をかけると、

ひなたはぴたりと足を止め、振り返る。

ひなた「白鳥さんを行かせないこと。ですね」

分かってます。と、ひなたは言う。

本当なら連れて行って欲しい。

いいや、連れていくべきだ。

そうしなければ、勇者達が死なずとも陽乃が死ぬかもしれない。

けれど、代わりに歌野が命を落とす。

それは、陽乃が絶対に望まない結果だ。


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