【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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333: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/05/14(土) 18:22:08.36 ID:5ubqe3wMo
樹海を全速力で駆け抜けていく九尾の背中に跨りながら、
陽乃は、友奈の向かった方角へと目を向ける。
友奈は病み上がりとはいえそれなりの力を持っている勇者だ。
それがあそこまでボロボロになっているのを見ると、
千景が相当、無茶な戦いをしているということになる。
自分の体のことを一切考えずに猪突猛進
その援護で友奈までかなり無理しているはず。
陽乃「……少しは、痛い目見ると思ったけど」
九尾「感知できておらぬのであろう」
陽乃「だからって……」
九尾「視野が狭いと言っておろう。今のあ奴はただの獣じゃ」
完全に暴走状態なのだろう。
高嶋さんにさえ気づかないなんて――と、陽乃は呆れたようにため息をついて拳を握る。
今はバーテックスに集中する他ない。
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