【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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550: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/09/13(火) 23:44:03.22 ID:JKmsMeha0
陽乃『それより……どうして戻ってきたのよ』
歌野に対する水都のように、
ひなたは若葉の反動を肩代わりするはずで。
ここにいるよりも若葉のそばにいるべきだと陽乃は思うが、
ひなたは『今は久遠さんの方が心配で』と呟く。
若葉の状態にもやや変化がみられるものの、
陽乃に比べれば、身体的ダメージは軽く、何より球子が傍にいたからか、
精神面も割と安定しているように見えたと、ひなたは話して聞かせる。
ひなた『若葉ちゃんも、悪い意味でなく変わっていっているみたいで……』
もちろん、だから何もしなくていいとは思わない。
精霊の力を使う代償は重く、それを引き受ける必要があるとひなたは思っている。
けれど、ひなたは踏み切れなかった。
若葉は若干の不安定さを球子と関わることで抑え込み落ち着かせている。
そのうえでひなたがそこに介入すれば瞬く間に安定させることが出来るだろうし、
このあと襲撃が起こってもどうにかなる可能性がある。
しかし、だ。
ひなた『若葉ちゃんはきっと、私を受け入れてくれないと思います』
陽乃『説得したらいいじゃない』
ひなた『出来るとは思えなくて』
ひなたはそう言いながら、困ったように笑う。
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