【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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556: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/09/14(水) 23:24:58.89 ID:VUi/PUZ90
陽乃『気持ちだけで十分よ。貴女には荷が重いわ』
もし仮に、今のこの状況がひなたを原因としたものだったとしても、
ひなたに背負わせれば解決するというほど、軽くはないのだ。
いや、ひなたでさえ背負いきれないほど。と、言うべきだろうか。
今回に関しては攻撃を受けたことによる物理的なダメージも大きいけれど、
それを除いても、
そもそも、陽乃は歌野以上に危険な力を使っていることもあって、
その反動の一部を請け負うとなると、ひなたであっても死ぬ可能性の方が高い。
九尾はともかく、イザナミ様であればほぼ確実だと言える。
陽乃『貴女は貴女が出来ることをしたらいいのよ』
ひなた『久遠さん……』
どこか感嘆を感じる声色で名前を呼んだひなたは陽乃の手を少しだけ強く握る。
いつもならもっと厳しく突っ撥ねてくるのが陽乃だ。
それでももちろん、相手への心遣いは感じられるのだが、
陽乃にしては、直球な返しだったからだろう。
ひなた『私に出来ること、ですか……』
ひなたを庇って出来た左手の傷も癒えていないのに、
また、深手を負った身体は直視するには酷い状態で。
医者としての技術がなく、
歌野のように治癒を主とした力もないひなたは、完全な力不足に他ならない。
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