【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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567: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/09/17(土) 00:27:59.21 ID:Pn3iFO+K0
陽乃の癖のような突き放す物言い。
けれど、以前に比べればだいぶ軽くなったようにも感じられる。
ひなたはあまり響かないようにと声を抑えて笑う。
ひなた『そう、ですね』
巻き込まれたと言えるかもしれない。
だからと言って、ひなたは巻き込まれたとは言わないし考えるつもりはなかった。
あの時の千景の様子は見るからにおかしく、
敵意や殺意といったものがはっきりとしていた。
それでも、説得できるかもしれないと勇んだのはひなただ。
ひなた『一理あります』
無意味な罪悪感を抱く必要はない。だがそれは陽乃だろうとひなたは思う。
ひなた『あまり、自分を責め過ぎないでください。久遠さん』
陽乃『私?』
ひなた『おそらく、世界一自責の念が強いかと』
ひなたは、あえてちょっぴり子供らしく指摘をして、
眉を潜めた陽乃を見つめる。
人を殺めることになってしまったのは悲劇だが、
それを除けば陽乃の罪になるようなことがないどころか、
むしろ、その唯一の罪は過剰ではあるものの、自分と周囲を護るためのものだった。
なのに、陽乃はそんな言い訳をせずに抱え込むばかりで。
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