【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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608: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/09/19(月) 23:15:33.97 ID:RaXb4RxV0
そもそも、両親を治してあげたところで、千景が平静さを取り戻せるとは思えない。
だから何だと、今更何なんだと。
千景が余計に荒れてしまう可能性もある。
陽乃「まったく、どこに逃げたんだか」
ひなた「現在の四国内には、空き家が多く点在していますから、そのいずれかを間借りしているかもしれないと、大社は考えているようです」
陽乃「普通に考えたらそうよね」
千景が行きそうな場所は皆目見当もつかないが、どこかに身を潜めておく必要がある。
大社がそれをしらみつぶしに探しているというなら見つかるのは時間の問題かもしれない。
けれど、今の千景を追い詰めるべきではないだろう。と、陽乃は目を細める。
陽乃「いっそのこと、襲撃が起きたら郡さんを叩き伏せるべきかしら」
ひなた「……危険です」
陽乃「私が? 郡さんが?」
ひなた「もちろん、久遠さんが」
迷うことのない答えに、陽乃は少し呆然として、それから少しだけからかうように笑う。
陽乃「私が郡さんに殺されるとでも?」
ひなた「今の千景さんは、久遠さんと違って手加減をしませんから」
陽乃「私もしないわよ。殺す気で来るならね」
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