【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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725: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/10/13(木) 00:14:57.04 ID:fNGsQDcFO
「久遠様のご心配は無用ですよ。皆様ご無事であることは確認しております」
陽乃「無事、ねぇ」
「はい」
大丈夫ですよと繰り返す看護師に連れられて、陽乃は自身の病室へと戻り、
看護師がいなくなったのを見送ってから、ひと息つく。
流血沙汰があったし、勇者の誰かが傷ついたのではないか、
あるいは、勇者の誰かがそんなことをしたのか。
それを気にしていると考えてのことの可能性もあるが、
勇者のことを知っているとなると千景の暴挙も知っているだろうし、
すでに確認済みなのかもしれない。
いや、最優先で確認しているだろう。
ひなた「若葉ちゃんのところにも確認しに来られましたよ」
陽乃「まぁ、そうよね……私のところにも来たのかしら」
いつの間に戻ってきたのか、
陽乃の隣で座っているひなたからの一言に、静かに答える。
勇者のことを知っているから千景のことも知っている。
だからこそ、勇者の安否は最優先に確認するようにしていても不思議ではない。
命を狙われたと思われている自分のことも気にかけているのだろうか。と、
それとなく言うと、ひなたはあんまり喜ばしくないと言った様子で。
ひなた「いえ、おそらく監視……防犯カメラで見ていたんだと思います」
陽乃「まぁ、そうよね」
さっきと打って変わって、陽乃は嘲笑するように呟いて鼻で笑う。
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