【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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734: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/10/17(月) 00:24:05.34 ID:mSX92kEf0
ひなたはそうされるとは思っていなかったようで、
驚きに目を見開いて、困ったように笑みを浮かべる。
本来なら、巫女だからとその身を犠牲とした関わり方なんてするべきではなかった。
無垢であり、少女である方が良いとされるものではあるけれど。
だからと言っても。
追い込まれた末で、主観的にはそれ以外の道はなかったのかもしれない。
とはいえ、そうすることを選んだのはひなただったし、
それを選ぶほどにはひなたも子供としての枠組みから外れているということなのだろう。
けれど。
陽乃「貴女は子供であるべきだわ。守られる側の、子供でいるべきなのよ」
ひなた「……陽乃さんは」
陽乃「子供と言える時期はもう過ぎたのよ。私はね」
自虐で言うことはあっても、本気でそうだと思うことはきっと、もう二度とない。
陽乃が子供だと無邪気になれるほど、
陽乃の過去も、今も、未来も、何もかもが闇に包まれ過ぎている。
陽乃「だから、貴女が大人ぶっていることが腹立たしいわ。子供のくせに」
ひなた「そんなつもりはないって言っているじゃないですか……理不尽です」
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