【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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85: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/03/26(土) 22:31:16.55 ID:ZP8lVM28O
√ 2018年 10月07日目 朝:病院


歌野が一緒にいるため、1人でいたときよりも回復が早い。

そのおかげか、目を覚ました時の体の重みがなくなって、ほんの少し、快適に思える。

正面のベッドではまだ歌野が眠っていて、

同じベッドでは、ひなたが隣で寝息を立てている。

少しずつ治りつつある身体を確かめるように、目を瞑って神経を張り巡らせていく。

陽乃「……ん」

指先だけでなく腕にも力が入り、

まだ歩くには遠そうだけれど、足も少しは動かせそうだ。

歌野からの力の供給があるだけでここまで変わってくるのだから、

その繋がりさえ確保できればと言う前提はあるものの、

勇者を補助する巫女と言う存在は、

とても、重要なものになってくると、陽乃は目を開く。

死の危険は、歌野と同様にある。

だが、それでもと……水都もひなたも望んでいる。

そして、それを陽乃は良しとした。

ならどうして、歌野にそれを良しとしないのか。

陽乃はどちらも同じものなのではと、頭の中では、考える。


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