【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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97: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/03/31(木) 23:50:59.97 ID:eSYQL9F8o

ひなた「白鳥さんには命を大切にすることを望むのに、私達には許可をしてくださるんですか?」

陽乃「勇者は戦力として困るけれど、巫女は別に大差がないから」

ひなた「……酷い言い方ですね」

陽乃「事実を言っているだけよ。それに、消耗品は消耗品だわ。それが高級かどうかって違いしかない」

粗悪品よりはマシでしょう。と、

陽乃は苦笑しながら言って、ひなたから目を逸らす。

陽乃「長持ちさせるには、その為の道具を使うべきだし、それもやっぱり消耗品だもの」

ひなた「久遠さんは私達を道具のように扱うことなんて――」

陽乃「役に立つか立たないか。それだけで評価されるのなら、それは道具と変わりのないことだわ」

ひなた「……」

ひなたは眉を潜めて、けれど、口を閉ざす。

陽乃が離れてからそうかからずに大社預かりとなったひなただが、

だとしても、世間の評価と言うものは多少なりと耳にしている。

そもそも、大衆の総本山とも言える大社内部でも、そう言った扱いが全くないとは言えないからだ。

陽乃「だから滑稽なのよ。郡千景も、白鳥歌野も」

ひなた達も同じように命を懸けようとしているが、

それは歌野とは似て非なるものだから、断固拒否することはしない。

陽乃「自分の命の使い道はもっと、有益であるべきなのよ」


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