【テイルズオブゼスティリア】ロゼ「アリーシャがいるなら」
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76: ◆U8ABys6DMo
2022/03/31(木) 23:08:23.28 ID:Vysv1cnD0
広いテーブルについて料理が出来上がるまでの間、少しだけ雑談をした。

周りを見ながら、相変わらず豪勢な家だとロゼは思った。ここに来るたびに内装や置物に感心して、商売根性からつい品定めをしてしまう。

そしてこういう時にも、アリーシャとは住む世界が違うんだと再確認する。
以下略 AAS



77: ◆U8ABys6DMo
2022/03/31(木) 23:09:29.35 ID:Vysv1cnD0
アリーシャ「うまくはできてないよ。まだまだ悔しい思いをすることもあるから。ロゼは導師で世界を救った一人。セキレイの羽の頭領で。その、あとは、女の子としても魅力的だと思う。私にとってはロゼの方こそすごいって思ってるよ」

アリーシャの称賛の言葉に、ほんの少しだけ後ろめたい気持ちを覚えた。ロゼはアリーシャに風の骨の仕事は伝えていない。

元々暗殺の依頼をメインに生活をしてきたわけではない。災禍の顕主を倒しても、戦争の後始末は続く。それぞれの国の混乱が落ち着くまで、依頼を受けるつもりはない。
以下略 AAS



78: ◆U8ABys6DMo
2022/03/31(木) 23:11:25.91 ID:Vysv1cnD0
ロゼ「アリーシャ、ごめん。あたしちょっと無神経なところがあるから。深く考えないで喋ってることがあるから気にしないで」

アリーシャが本来は清廉潔白の真面目な性格をしているのはよく知っている。それがどんなに汚れても民のためであれと、気持ちを押し殺していった様子もよく知っている。

簡単な言葉では済ませられないことは分かっていた。
以下略 AAS



79: ◆U8ABys6DMo
2022/03/31(木) 23:12:47.55 ID:Vysv1cnD0
アリーシャ「またそんな言い方して」

ロゼはまた憎まれ口で返してしまっていることに気付いて口を噤んだ。やはり好意を認めてもこんな調子でアリーシャに接してしまうようだった。

食事が終わり、満腹感に心地よさを感じてロゼはめいっぱい伸びをした。
以下略 AAS



80: ◆U8ABys6DMo
2022/03/31(木) 23:14:58.95 ID:Vysv1cnD0
ロゼ「そう?あれ適当だよ。たまたまうまくいっただけでたぶん同じのは作れないと思うよ」

ふたりで声を上げて笑い、同じタイミングで黙る。

侍女が食事の後片付けをしていくのを眺めて、これからどうしようかと悩む空気が流れた。
以下略 AAS



81: ◆U8ABys6DMo
2022/03/31(木) 23:19:59.65 ID:Vysv1cnD0
席を立ち、アリーシャの案内で彼女の部屋に向かう。

斜め前を歩くアリーシャに距離を感じる。いつもこんな客人のような扱いを受けていただろうかと疑問を抱いて、ロゼは居心地の悪さを覚えた。

部屋に通されて、パタンと閉じる扉の音を合図に空気の流れが止まった気がした。
以下略 AAS



82: ◆U8ABys6DMo
2022/03/31(木) 23:23:39.69 ID:Vysv1cnD0
アリーシャは向かいに座ると思いきや、離れた位置にあるソファに浅く腰掛けた。

意外に思っていると、アリーシャが微笑んで口を開いた。

アリーシャ「ロゼ、ありがとう。今まで通りに接してくれて」
以下略 AAS



83: ◆U8ABys6DMo
2022/03/31(木) 23:31:17.99 ID:Vysv1cnD0
ロゼ「もしかしてあたしの気持ち、伝わってないの?」

アリーシャ「えぇっ?」

アリーシャは裏返った声を上げて体を引いた。
以下略 AAS



84: ◆U8ABys6DMo
2022/03/31(木) 23:32:59.94 ID:Vysv1cnD0
ロゼ「あー……いや、考えてみたらちゃんと言ってないわ。ごめん、あたしが悪い」

アリーシャの目をしっかりと見つめると、彼女は恥ずかしそうに顔を背けたがすぐに視線をロゼに戻した。

ロゼ「あたしもアリーシャが好きだよ」
以下略 AAS



85: ◆U8ABys6DMo
2022/03/31(木) 23:34:22.79 ID:Vysv1cnD0
きっとアリーシャも同じことを感じているだろうと、落ち着いた気持ちで考えていた。

ロゼ「アリーシャ、キスしていい?」

アリーシャ「もう泣いてないけど」
以下略 AAS



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