【安価コンマ】貴女は魔法女学院でふたなりを治したいようです 3日目
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412: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2022/07/09(土) 23:42:39.54 ID:CuZ2WuAv0
シュビラ「ん、おお! おおおお! こんなに一年生がたくさん来るなんて! 文芸部も将来明るいね!」

扉を開けた瞬間、シュビラさんがこっちを見てぱぁっと顔を明るくさせた。目がキラキラキラーっと輝いている。

シュビラ「んじゃ今日もお好きにどうぞー、それにしても三人とも顔が良いから部員は皆大喜びだよ! うんうん!」

ティナ「ちょ、ちょっと止めてくださいよ! は、恥ずかしい……」

リーン「うふふ、そう言われると照れてしまいますね」

顔を真っ赤にして恥ずかしがっているティナと、ニコニコと笑っているリーン王女様どちらも違う反応で見ていてなんとなく面白い。

……というか、ボクも顔が良いの? 良く分からない。

ラズリー「ちょ、ちょっとマリンカさん? よろしいですか?」

マリンカ「え、あ、ラズリーさん」

ラズリー「その、リーン王女様が持っていかれたあのピンク色の本なんですけど――」

ティナ「えっ!? ら、ラズリー先生が居るの!?」

ボクがラズリー、と名前を呼んだ瞬間、さっきまで照れていたはずのティナがぐいぐいとこちらに近づいてきた。

ティナ「わ、わー!? あ、貴女がラズリー先生なんですか!?」

ラズリー「せ、先生ですか!?」

ティナ「先生の書かれた恋愛小説を実は先日読みまして! その、すっごい良かったです! よければこの……この色紙にサインを!」

そういうと実は持って来ていた手提げバックから一枚の色紙を取り出して、ラズリーに渡す。

その先生は、目を真ん丸に丸めて、ポカーンとしている。

ラズリー「わ、分かりました……さ、サイン。サインですね、サイン」

えーと……と、と言いながら。慣れない手つきでマジックペンを手に取り色紙にサインを書いていく。慣れない手つきだったが、サインの形はかなり凝ったものだった。

ティナ「あ、ありがとうございます! ど、どうしようマリンカ! 先生の直筆サインだよ!?」

マリンカ「よ、良かったねティナ……」

ラズリー「…………せ、先生ですか。ふふ、ふふふ……」

……お互い喜びまくっている。ラズリーさんはあんまり表には出していないけど、なんとなくわかる。ある意味ティナよりも喜んでいることが。



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