119: ◆tNWr5KcgMJL0[saga]
2023/03/18(土) 19:13:35.63 ID:vKp/QAFi0
【1時間後】
僕「うーん、今日は運が悪いのかなぁ」
家を出て結構歩いてきたんだけど、僕はお目当ての獲物に出会えていなかった。
近所を出て駅近くまで来たけれど、ここまでくると幼女はみんな親と一緒にいるし、人通りも多いしで犯す隙が無い。
僕「……ちょっと高い所から探してみようかな」
僕はふと目に付いたビルを見上げた。
1階が何かの工房になっている、全体的にボロっちい廃れたビル。
この上からなら、良い感じに幼女を探せるだろう。
僕は鍵もかかっていなかった非常階段を屋上まで登った。
僕「さて、幼女は……」
ぶおんっ
僕「えっ、何?」
さあ幼女を探そうと手すりに手をかけた瞬間、突然屋上の真ん中に黒い渦が現れた。
どしゃっ!
幼女「ぶへえっ! ……はぁ、はぁ……にょほほほほ。無事に異しぇ界に逃げてこりゃれたようじゃのう……」
そして、中から簀巻きにされた幼女が転げ出てきた。
幼女「『だーく・にゃいふ』!」
スパパンッ!
僕「えっ」
突然、幼女の身体から黒いナイフが現れて、簀巻きを切り刻んだ。
幼女は褐色の肌に、ウェーブした綺麗な長い赤髪、眼は金色に光っており、頭と尻にはそのちまっこい身体にはアンバランスなほど大きい、龍のような角と尻尾を持っていた。
一瞬全裸かと思ったが、おっぱいとおまただけは影のように真っ黒になっていた。
……シールでも貼っているのかな?
それはそれでエッチなんだけど。
そして更にエッチな事に、お腹にピンクのハートマークの紋章があった。
幼女「にょほほほ。魔力が回復しゅりぇば……こんにゃもにょ、こんにゃもにょ!」
だん! だん! と布切れを踏みつける幼女。
幼女「……にょほほほ。わりゃわとしたことが、取り乱してしまったのじゃ。さちぇ、しぇかいしぇーふく(世界征服)を始めるとすりゅかのぉ……」
ばちん、ばちん、と地面を叩く大きな尾。
あれを見るに、プレイアちゃんとかカオリスちゃんとかと同じで人間じゃないのか……?
世界征服とか言っているけど……大丈夫か?
きょろきょろと辺りを見回した幼女の目線が、僕の目線と会った。
幼女「にょ、にょほっ!? ……にゃんだオークか、脅かすでにゃい。……にゃるほど、この世界のモンスターはわりゃわの世界より大きいのじゃな」
幼女がつかつかと僕の方に歩いてくる。
ぽわ、と幼女の角が淡く光る。
幼女「ふむ、まあ、わりゃわの部下よりはちゅよそう(強そう)じゃのぉ。まおーであるわりゃわのりぇいぞく(隷属)にして、しぇかいしぇーふく(世界征服)の糧にさせてもらうかにょぉ。『ばいんど・ちぇーん』っ!」
ちゃららららっ
僕「えっ!?」
かちゃーんっ!
自らを「まおー」と名乗るその幼女が手のひらをこっちに向けると、そこからキーホルダーをぶら下げるような細い鎖が飛び出してきて僕の両手両脚を捕縛した!
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