R-18 安価とコンマでダンジョンタワー攻略 Part4
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234:塔の主 ◆VfcsCSY7us[saga]
2024/08/22(木) 23:51:39.97 ID:GtwVXfZH0
どこからともなく飄々とした声とともに、フォーマルな衣装に身を包んだ小太りの男が現れた。

「…なんだ、てめぇは」

「淫魔インキュバス、と申します。以後お見知りおきを」

胡散臭い雰囲気を纏うその淫魔は海賊船長に対して大げさな身振りでお辞儀をする。

「むふふ、先ほどの輪姦パーティは実に見ものでございましたよ。しかしお楽しみはここまで。彼女らには塔の攻略という大事な使命がありますので、あなた方の船に閉じ込めさせるわけにはいかないのですよ…ということで」

パチン、と指を鳴らすインキュバス。

「オープンザワープホール!」

その声が迷宮内に響くとともに、横たわる三人の娘たちの周囲の空間が揺らいだ。

「! 転移魔法だと!」

「船長、女どもが消え…」

慌てふためく船員たちが見つめる中、プリうさの三人の姿は淫魔の作り出した空間の裂け目に飲み込まれ、消えてしまった。

「あ、あの野郎! せっかくの上玉をかすめ取っていきやがった…」

そう言いながら船員の一人が船長の顔をおそるおそる見上げた。

「 … 」

ボルギス団長は何も言わず、真顔で直立不動している。

それを見て、船員はゾクリと身を震わせた。

(あ…ああ… これは…)

何年も彼に従っていた船員たちは知っている。

彼のこの態度が何を意味するのか。

船員たちの間に恐怖と緊張の空気が張り詰める。

すると。

「… ふぅ〜、いやぁ、やられたやられた! かっかっか!」

真顔だった船長がケラケラと笑い声をあげた。

「いやぁ、このボルギス団長さまが、あんな淫魔ごときに一杯食わされるとはなぁ! まだまだ俺様も甘い甘い! はーっはは!」

団長が愉快そうに笑ったのを見て、続いて笑うべきだと思ったのか…愚かにも一人の船員が笑い声を出す。

「は… ハハッ…」

ザクッ。

「あぴゅっ」

次の瞬間、その船員の首は団長の振るう円月刀の一閃で切り飛ばされていた。

「ははっ、はははは。 …ふう」

ボルギスはひとしきり笑うと、首を失い倒れた船員に視線を向けることもなく。

「けぇるぞ」

と一言口にした。

「…へ、へい…」

女たちを犯して興奮していた身体はとうに冷め切り、蒼白となった船員たちはガタガタと震えながら帰り支度を始める。

団長の機嫌を損ねた船員と同じ運命を辿りませんように…と必死で祈りながら。



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