R-18 安価とコンマでダンジョンタワー攻略 Part4
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64:塔の主 ◆VfcsCSY7us[saga]
2023/08/08(火) 09:47:48.29 ID:uAOHDCs20

「へ? その子たちって…」

ふとセウェルスが目線を下げると、そこには翼の生えた幼女と角の生えた幼女が二人。

「と、いうわけで」

「おじさん、よろしくおねがいします」

ギンガの娘たち、つゆときりがぺこりと頭を下げた。

「あらら、僕に子守をしろってこと? まぁ、彼女らには借りもあるし構わないけど」

やれやれとばかりにセウェルスは小さな姉妹を抱き上げる。

「仮に塔の外へ出たところで…じきに安全な場所なんて無くなっちゃうかもしれないよ?」

真剣な面持ちでつぶやく吸血商人。

そんなシリアスな雰囲気の彼に抱き上げられた幼女たちは…

「へんなおひげー。つんつん」

「おじさん、ビスケットあげるー。えいっ」

整えられた髭を引っ張り、さらに口をこじ開けておやつのビスケットを突っ込んでくる。

「もが、もごごっ! ちょ、ちょっときみたち、レディならば空気を読むことも覚えたまえ!」

自慢の髭をビスケットの粉まみれにされながら、抗議の声を上げるセウェルス。

「やれやれ。なんにせよ僕も動くべきだな、こりゃ」

何とか表情を取り繕うと、セウェルスはつゆときりを抱きかかえたまま、軽やかに部屋の窓から跳躍する。

(タワーにはプリうさのほかにも協力できそうな相手に心当たりがある。『彼女』ならもしかしたら…)

騒乱の街の上を駆け抜け、とある目的地へと向かうセウェルス。

「わぁ、はやいはやい」

「おじさん、ごーごー」

上から迫りくる脅威など気にすることもなく、無邪気にはしゃいでいるつゆときり。

「この子らにレディの嗜みはまだ早いかぁ…」

苦笑しながらセウェルスは二人の幼女を抱えて屋根の上を駆けていった。



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