魔法少女 全てはあなた次第【安価】
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448: ◆m3eT9sbstgM1[saga]
2023/07/11(火) 16:29:14.96 ID:5FGXWC9QO

 選択 2
 
 
 音楽が鳴り響いている。
 
 広いコンサートホールに、人はまばらだ。
 それもそのはず、これはしっかりとした楽団の演奏ではない。 
 演じているのはアマチュアの楽団、それも、今回は練習であった。
 週末の演奏会に向けて、準備している真っ最中であった。
 
 しかし、出入りは自由のため、あなたと冬はそこで曲を聴いていた。
 
 
 やがて、その楽曲も終わる。
 
 演奏者たちも身支度を始めた。
 
 冬はふむ、と何かを考えているようだった。
 
 「よく、聞きに来るのか? 冬はこの団体の演奏を」
 
 あなたの質問に、
 
 「いや、はじめて聞いたな、ただ、わかったことがあるんだ」
 
 冬はじっと手を腹部にあて、子供を撫でた。
 
 「この子、音楽を聴くと一段と鼓動が高まっているんだ。ふふっ、音楽が好きらしい」
 
 それは、母親しかわからない事実。むしろ、偶然だったのかも知れない。
 
 しかし、あなたは、
 
 「そっか、生まれてきたら音楽が大好きな子になるかも、だな」
 
 あなたも、冬の腹部を撫でる。
 
 そんな二人に、近づく人影が。
 


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