【安価・コンマ】エロモンスターダンジョンクエスト・3
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659: ◆WEXKq961xY[saga]
2023/12/26(火) 20:28:54.55 ID:ZICegVZpo


ダリア「…」ポタ ポタ ポタ

 切り裂かれたダリアの手首から、赤い血が特大のグラスに滴り落ちる。

カツラギ「おい…それで死んだりしないよな?」

ダリア「呪いの全てを移そうとするなら、な。半分であれば問題ない」

 そう言うダリアの顔は、いつも以上に青白い。グラスの半分程が満たされた所で、見ていられなくなってカツラギは彼女の腕を掴んだ。

カツラギ「血は、もう良い。他のやつにしろ」

ダリア「だが、血が最も少なく済む」

カツラギ「量の問題じゃねえ。お前が倒れるくらいなら、樽一杯の小便でも飲んだ方がマシだ」

ダリア「…ほう?」

 ダリアが、片方の眉を吊り上げた。手首の傷を押さえ、グラスの上から離す。それから、グラスを顎で指した。

ダリア「…では、ひとまずこれだけでも」

カツラギ「ああ」スッ

 血の注がれたグラスを手に取り、口を付け…一気に呷った。

カツラギ「んぐっ…!?」

ダリア「よせ、血など、一気に飲み込んでは…」

カツラギ「んっ、ごふっ…」

 反射的にむせかけるカツラギ。含んだ血を、残らず吐き出してしまう前に、ダリアは自身の口で塞いだ。

ダリア「ん…っ」

カツラギ「お゛っ、ごぼっ…ん、ぐっ…」

 本来、血液を大量に飲むと人間は嘔吐する。吸血鬼が恐れられるのは、人間が本能的に忌避する血液の飲用を好むからという面もある。
 従って、カツラギ自身は吐きたくないのに、身体が拒絶するのであった。

カツラギ「ぐ…ん、ぐっ…お゛げぇっ…!」

ダリア「ん、んっ…んむっ…」

 耐えきれず吐き出した血を、ダリアは口で受け止めた。そうして、自身の口腔内で何度も咀嚼し、唾液とよく混ぜ合わせると、ゆっくりと少しずつ、カツラギの口内へ返していった。

ダリア「ん、んむ、んじゅっ…♡」

カツラギ「ん、くっ…ん…」

 少し薄くなった血液を、恐る恐る飲み込みながら、カツラギはふと目の前のダリアの顔を見た。

ダリア「…っ」

カツラギ「!」

 ダリアは、泣きそうな顔でカツラギを見つめていた。潤んだ碧眼に『吐かないでくれ』と浮かんでいるのを、彼は読み取った。

カツラギ「…ん」ギュ

ダリア「っ! ん、じゅる、じゅ…♡」

 ダリアの細い肢体を抱きしめ、小さな唇から甘い血を啜る。彼女の血と唾液が染み渡るに連れ、血を飲むことへの拒否感が薄れていく。身体が、吸血鬼に近づいていく…


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