【安価・コンマ】エロモンスターダンジョンクエスト・3
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696: ◆WEXKq961xY[saga]
2025/03/18(火) 23:16:36.21 ID:DYc8XTSwo




水夫「よう、坊主! 今日も精が出るな」

カツラギ「ああ」

 いつものように、港で積荷を運んでいると、知り合いの水夫が声を掛けてきた。

カツラギ「稼がなきゃいけねえからな」

水夫「ほう? あの、例の『師匠』の言いつけか?」

カツラギ「違えよ。もう、修行はおしまいだ。あの人はもう師匠じゃねえ。…俺の女房だ」

水夫「にょ、女房!? こりゃ傑作だ! おい、お前ら! …この坊主が、女房を取ったとよ!」

 水夫が、仲間を呼び寄せた。彼らは、水夫の言葉にゲラゲラと笑い出した。

カツラギ「笑いたきゃ笑えよ。女房も、最初は笑ったさ。だけど、俺は決めたんだ」

水夫「ああ、おう、おう…」

 水夫は涙を拭いながら、言った。

水夫「…しかし、その師匠とやらが、女だったなんてな。お前がお熱になるんだから、余っ程の美人なんだろうよ…」

カツラギ「まあな」

水夫「そうだ」

 彼は何か思いついて、おもむろに港の隅の方に走っていった。
 戻ってきた彼の手には、両手で掴むほどの木箱があった。

水夫「都からの積荷に混じってたんだ。見ろ」ガポッ

カツラギ「…!」

 中に入っていたのは、3ツ重ねの白い盃。

水夫「ちょいと欠けちまったからって、ゴミ同然に売り飛ばされたんだと。買い手がいなくて、あそこでずっと放ったらかされてたんだ。…くれてやるから、持って帰って盃を上げてやれよ。お前の女房も、きっと喜ぶぜ」

カツラギ「!!」

 俺は、雨ざらしで朽ちかけた木箱を、慎重に両手で受け止めた。

カツラギ「あ、ありがとう…」

水夫「…ほら、呆けてねえで、さっさと仕事に戻れ! 駄賃が出たら、そいつで酒でも買って帰りな」

カツラギ「ああ!」




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