26:1[saga]
2024/02/11(日) 21:28:10.79 ID:JnFazzL70
ーー公園ーー
スミレ『こっちですよ! ごしゅじん!』
「ここって……」
連れてこられた先は、大きな公園、その園内にある囲が作られたスペース、ドッグランだった。
僕は委員長のリードを持ったまま、辺りを見回すけど、数人の、同じ、本来であれば犬の飼い主仲間なんだろう、その人たちと頭を下げる。
スミレ『ごしゅじんさま、あそんできていいですか?』
スミレ「くぅーん……」
委員長は期待に満ちた目で僕に訴え、その訴えに思わず、
「め、迷惑にならないようにね」
頷いてしまった。
スミレ『やった! あそんできますね!』ブルンブルンッ
委員長はドッグランに入ると、リードを振り切って楽しそうに四つん這いで駈けていく。
委員長は美少女だし、おっぱいもお尻も大きいのに腰はくびれた美女に分類される。
そんな美少女が、おっぱいとお尻をフリフリと振って、しかも、今ので嬉しさのあまり、尿が漏れてしまったのか、股間が濡れていた。
僕は、
「……委員長、スミレ、来なさい」
委員長の名前を呼ぶと、すぐに寄ってきた。
「帰るよ」
委員長は残念そうな顔をするけど、無言でリードを引いた。
学校に戻る。
ーー学校・校舎裏ーー
「スミレ、服を着て」
委員長は僕が差し出した服に、首をかしげる。
着方を忘れてしまった様子だったから、僕は委員長に無言で服を、ブラジャーやパンツをはかせて、制服を着せた。
「ごめんなさい、委員長、これはだめなことだ」
目の前には、ちゃんとした服を着た委員長がいる。
けど、未だに犬座りをしていて、人間としての過ごし方を思い出していない。
これは、いけないことだ。
僕は俯く。
俯いて座った。
あとは、委員長の首輪を外すだけだ。
でも、その罪悪感で潰れそうになる。
そんな僕を、
スミレ「くぅーん……」
スミレ『げんきだして、ごしゅじんさま』ペロペロ
僕の頬を、委員長は嘗めてくれる。
けど、それは犬となった委員長の愛情であって、委員長からの好意じゃない。委員長は厳しいけど、じつはすごく優しい。
申し訳なさでいっぱいになった。
「委員長、ぼくは……」
スミレ『スミレは、ごしゅじんさまがだいすきだよ』
スミレ『いつもスミレのお説教聞いてくれたし、ずっとずっと、スミレが意地悪しちゃっても、話を聞いてくれたごしゅじんさまが大好きだよ』
委員長は、普段見せない笑顔でそういった。
「僕も、委員長が好きだよ……」
そういって、僕は委員長の首に手をかけ、首輪を外した。
委員長の体から力が抜けて、僕は抱き留める。
スミレ「んんっ、あれ? また寝ちゃってた?」
ちょっとだけね、そういって、僕は委員長と別れた。
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