【R-18】こんな仕事ばっかりでごめんな【安価】
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108: ◆WEXKq961xY[saga]
2024/05/08(水) 21:38:47.93 ID:VWOYeghEo
「…と、永遠? 流石に、最初からここまでやれとは」
永遠「っ! ちょ、ちょっと、そそそこまでは、まだ…」
アイリ「…あーやば、だいぶ調子に乗ってたかも…///」イソイソ
アイリは思い出したように赤面しながら、衣服を直すと、垂れ幕の前を離れた。
代わりに、永遠がカメラの前に立つ。
永遠「…でも、じ、自分を変えたい…って思って、ももモデルになったから…が、頑張らないと」グッ
「…よし!」
正直に言って、永遠の採用は賭けだった。彼女は、いわばダイヤの原石、蝶のサナギだと思った。そして、自分を変えたいという彼女の願いを聞いた時、永遠という原石が磨かれ、蝶が翅を広げるさまをカメラに収めることができれば、彼女にとって、そしてプロダクションにとって、大きな武器になると考えたのだ。
今…永遠は、その翅を広げようとしている。ならば、ここで引き止める理由は無い。
「それなら、応援するよ。じゃあ、リラックスして、自由にやってみよう」
永遠「お、お願いします…!」
頭を下げ、顔を上げたところを一枚。
永遠「っ!」
「びっくりしない」パシャ
永遠「…に」ニコォ
固まったまま、ぎこちない笑みを浮かべる永遠。
今日は、フリルの付いた薄黄色のシャツにベージュのロングスカートを穿き、ピンクのカーディガンを羽織っている。早速美容室に行ったようで、毛先は背中ぐらいまで切ってあり、前髪も目にぎりぎりかからない長さに揃えられていた。
パシャ パシャ
永遠「…」ガチガチ
「色んな角度から撮るから、目線外さないでね」パシャ
俺は、あえて表情に言及せず、彼女の周りを回りながらシャッターを切った。緊張するなと言われるほど、人は緊張するものだ。わざわざ指摘しなくても、固まった顔はすぐに疲れて、勝手に解れてくれる。
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