【妖怪ウォッチ】「俺は真面目にバスターズチームを作りたかったんだ!」
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◆xtZMRgFfqU
[saga]
2024/07/07(日) 18:35:16.45 ID:SMmDiW080
ブリー「おらあああああああッ!」
えこひい鬼「ぎゃひいいいん!」
ドダーンッ!
ブリー「はぁ、はぁ……おいおい、もう音を上げるのか?」
えこひい鬼「ご、ごめんなさあい! もうしませぇえぇん!」
スタコラサッサーッ!
ブリー「はぁ、はぁ……び、ビクトリアーン……ッ!」
俺は肩で息をしながらビクトリーポーズを取った。
俺はブリー。
エクササイズで世界を健康にするために生まれて来た存在。
以前は妖魔界で大人気の番組「ブリーズビートキャンプ」の隊長を務めていたが、今は色々あって1人の戦士として妖魔界の治安を守っている。
しかし……
ブリー「ハァ、クソ……! どうしたブリー、お前の力は、こんなもんじゃないだろ……!」
俺はエクササイズのプロだったが、戦闘のプロではない。
妖怪としてのランクも、最強の『Sランク』妖怪たちに遠く及ばぬ『Cランク』だ。
なんなら、俺の能力はサポート向き……区分するなら、「レンジャー」だろう。
1人で戦うのには、限界があった。
ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ……
ブリー「ぷはぁッ、はぁ、はぁ……」
スポーツドリンクを飲み干し、パトロールを再開した。
◆◆◆
ブリー「……ん?」
帰宅後テレビを見ていると、とある特集をしていた。
それは、Sランク妖怪4人で構成されたバスターズチーム。
妖怪たちの生活を脅かすビッグボスを何体も倒したという、世間を騒がせているクールなヤツらだ。
ブリー「……バスターズチームか……」
1人で戦うのには限界がある。
では、複数人なら……。
俺は、昔馴染みに連絡を入れた。
◆◆◆
ナメクジ軍曹『なるほど。それで、自分に連絡をして来たという事でありますな』
ブリー「ああ」
俺は昔馴染みのナメクジ軍曹に連絡を入れた。
いつも俺の後ろをゆっくりと付いて来ていた、キュートな後輩のようなヤツだ。
軍隊オタクで、軍曹を自称している。
ナメクジ軍曹『正直、かなり難しい話でありますね。今のバスターズ界隈は、あまりに大手が強すぎるのであります。『バスターズになりたい』ってヤツは≒(ニアリーイコール)『大手バスターズチームに入りたい』ってヤツであります。隊長のネームバリューに寄ってくる輩はいるでありましょうが、そういうヤツの実力はあまり期待できないでありますな』
ブリー「そうか……」
ナメクジ軍曹『元芸人の政治家ぐらい話題にはなるでしょうな』
ブリー「言いすぎだぞー軍曹」
こういう時、軍曹は歯に衣着せずズバスバと言ってくれるから、大変助かる。
ナメクジ軍曹『……ただ、本気っていうなら助力は惜しまないつもりであります』
ブリー「……! ……本当か!」
ナメクジ軍曹『今の自分がいるのは隊長のおかげであります。そんな隊長の助けになるのであれば、自分は本望であります』
ブリー「……ありがとう」
ナメクジ軍曹『例には及ばないであります。……では早速でありますが、本拠地の候補が1つあるのであります』
ブリー「ほ、本拠地? おいおい、いきなりそんな……」
ナメクジ軍曹『何事も形から、であります!』
そんなこんなで、俺は流されるように軍曹と待ち合わせをしたのだった。
◆◆◆
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