【安価】淫魔「今日のごはんはキミにけってーい!」【コンマ】
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131: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2024/09/02(月) 21:28:24.15 ID:J6JZ5gaf0
   「お、おおおっ! えーっ! それホンモノ?!」


 男のテンションが上がり、淫魔に近づき、角や尻尾に無遠慮に触る。ひとしきり触って満足すると、間近にいる淫魔自身に視線を落とす。襲ってくださいとばかりの格好をしている目の前の少女は、自ら説明したとおり、淫行を交わすことを引き換えに、人間から精気をもらうことで生きる悪魔なのだと実感する。


   「ガチか」

淫魔 「ガチだよー♪」


 淫魔はダブルピースをして指をチョキチョキする。


   「だったらさー、セックスする前にデートしよーよ!」

淫魔 「デート? 自分デートってしたことなーい」


 淫魔は命綱であるセックスさえ満足にできていれば、他の娯楽は必要ない種族。もちろん、人間にしかない文化であるデートなど、もちろん淫魔に興味もなければ経験もない。


  「そんな可愛いのに? うっそぉ!」

  「あ! 嘘吐いてっしょー?」


 淫魔の生態を知らない青年からすれば、淫魔の言うことが信じられないのだろう。男の中では“デートなんて誰でもしている”という固定観念があるようだ。一見地味とみせかけ、整った容姿をした男は、それなりの経験をしているのだろう。


淫魔 「んーん。悪魔は嘘をつけないんだよー」

   「そーなん? へー! はじめて聞いた」


 “嘘を吐けない”というところに男は興味深そうにする。人間が抱く悪魔像は、嘘を吐いて騙してくる意地の悪い種族というのが殆どだろう。しかし、目の前の淫魔を見ただけの印象でいえば、確かに嘘を吐くような娘には見えないと、青年はなんとなく納得する。
 釣りの道具を片付けながら、青年は話しかける。


   「そういや、キミのお名前は?」

淫魔 「さっきも自己紹介したでしょ? 淫魔だよ!」

   「それ名前だったの? じゃあインマちゃん、手ェ繋がん?」

淫魔 「手? いいよー!」


 ニコニコと手を差し出すと、青年はその手を握る。


   「うっわ! 手ェちっちゃ!! 可愛っ!!」

淫魔 「おにーさんの手はおっきいねー!」

   「そんじゃ、砂浜の方歩こーか」

淫魔 「うんうん! 行こー行こー!」


 淫魔と青年は手を繋ぎ、和気藹々と砂浜へと向かう。


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