【安価】淫魔「今日のごはんはキミにけってーい!」【コンマ】
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73: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2024/08/28(水) 20:19:44.46 ID:zDIZt7Tm0



淫魔 「んー……あー……むにゃ……」

淫魔 「おなかすいたなぁ……どっぉしーて♪ おっなかーが♪ へっるのーかな♪」

淫魔 「今日もごはんになりそうな子を探そー♪」スンスン

淫魔 「お? なんだか複雑で不思議な匂いするー」スンスン

淫魔 「まだ幼いってことしか解らないや」

淫魔 「気になるから行ってみよーっと♡」


 
 淫魔は気になる匂いの発生源になっている、おそらくまだ子供であるだろう者の元へと翼を羽ばたかせた。


淫魔 「あ! あの子かなー?」

淫魔 「?」


 今日の食事のターゲットを見つけた淫魔だったが、その人間を目にした瞬間、頭の中に疑問符がぽこぽこ生まれた。匂いを信じるなら雄なのだが、見た目や服装は雌なのだ。
 目を惹くオレンジ色のポニーテール。そのオレンジを補色する水色のワンピースが、その少年の魅力を引き立てている。


淫魔 「匂いが複雑なのって、これが原因かー!」


 淫魔は納得して手を打つ。
 しかし、不思議なのは見た目だけの問題ではない。今の時間は午前2時。こんな時間に、女装をした少年が、公園のブランコに乗って寂しそうにしているという奇妙な光景。いくら無知な淫魔でも、毎日この時間に行動しているのだから、この年齢の子供が外を出歩くということが異常であることは理解している。


淫魔 「これは送り狼してあげないとー!」


 本来ならば、無事に送り届けようとするものだが、所詮、淫魔は悪魔。無事に送り届けた先で彼をいただこうというのだ。


淫魔 「ねーねー、少年!」

   「っ!?」


 淫魔が声をかけると、少年はビクッと肩を跳ね上げ、声がした方向へ弾かれたように振り向く。


   「え……だ、誰……ですか? それに……しょ、少年って……」

淫魔 「ん? 自分? 自分は淫魔って呼ばれてます!」

   「い、インマ、さん? な、なんの……用ですか?」


 ピンクの髪色に、羞恥心という言葉を知らなそうな、布面積の狭い破廉恥な服装をした、明らかに怪しい目の前の痴女に、少年は警戒をみせる。


淫魔 「こんな時間に、キミみたいな子供がお外にいるの危ないよ? 送ってってあげるー!」

   「え」


 今、目の前の人物の方が遥かに危険度が高いと思うのだが、少年は困ったように口を噤んだ。


淫魔 「おうち帰りたくないの?」

   「あ……うん……まあ……」

淫魔 「あ! もしかして、ハンコーキ! ハンコーキってヤツなんでしょ!」

   「ちょっとボクの場合は違う……かも……?」

淫魔 「そーなんだー? とりあえずおうち帰ろ? 無事に送り届けます! 自信あります!」


 フンッ! っと鼻を鳴らしながら、淫魔は仁王立ちする。変な女に絡まれたと怖くなってきた少年。このままだと付き纏われてしまうかもと危惧した結果、今日は大人しくこの女の言うとおりに帰ろうとブランコを降りた。


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