【安価】淫魔「今日のごはんはキミにけってーい!」【コンマ】
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74: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2024/08/28(水) 20:23:07.58 ID:zDIZt7Tm0
   「か、帰ります……」

淫魔 「うんうん! 送るねー!」

   「あの、大丈夫ですから」

淫魔 「ダメだよー。キミはまだ子供でしょー?」

   「あなたも子供では?」


 中高生くらいにしか見えない淫魔に、少年は訊ねる。


淫魔 「……なんさいかなぁ?」


 ますます変な女だと少年は嘆息する。しかしこの少年、思春期にも関わらず、淫魔の魅惑に動じない。朴念仁なのか、はたまたまだ性的なことに目覚めていないだけなのか。


淫魔 「ここがキミのおうち?」

   「はい……ありがとうございます」

   「さようなら」

淫魔 「ね! ね! キミのお部屋みたいな!」

   「え」


 本格的になんだこの女という顔をするが、淫魔は意に介さず、少年の家の玄関へと踏み入った。


   「ちょっ……インマさんっ!!」


 その先へは進ませまいと、淫魔の腕を掴んで引いた。しかし、淫魔はニコニコと少年を見下ろすだけだ。


淫魔 「キミの部屋はどこ?」

   「っ……2階……です……」

   「あの、騒がないでくださいよ」

淫魔 「んー!」


 言い争って両親を起こしてしまう心配を考えるなら、もうこちらが折れるしかないと白旗を上げた少年は、注意をひと言だけ添える。淫魔は嬉しそうに唇に指を充てながら返事をすると、少年より先に階段を上がっていく。


淫魔 「ここ?」

   「はい」

淫魔 「おーっ! いいお部屋だね!」

   「あの、もっと声落としてください」


 淫魔はクルクル回りながら、少年の部屋を眺めると、なんの許可も取らずにクローゼットを開けた。


   「いいいインマさんっ!!」

淫魔 「このダンボールはー?」


 なにか入っていそうなダンボールを見つけては、勝手に中身を見てしまう。そこには数点の女モノの衣類だった。


淫魔 「わぁっ! 可愛いねー!」

   「……変に思わないんですか?」

淫魔 「んー? なにを?」

   「ボクが女装しているのが」

淫魔 「似合ってるならいいんじゃない? ダメなの?」

   「……ありがとうございます」


 少年は薄く笑う。それに釣られて淫魔も笑う。


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