【安価】恋愛相談屋しながら魔法少女業に励む【コンマ】
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107: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2024/11/09(土) 16:15:02.57 ID:tUYlm5VW0
 栞  「……緊張……してる?」

あきら 「……そうですけどぉ?」


 急に表情を堅くした あきらに気付いた栞は、小首を傾げながら訊ねる。あきらは無駄な抵抗ながら、恥ずかしさを隠すように語尾を上げて答える。


 栞  「良かった……ちゃんと女の子として見てくれてるんだ……」

あきら 「え? 当たり前だろ」


 栞には、長年の不安があった。いくら大事な存在だと見ていてくれていても、自分を異性としての認識がされていないのではないかと、常々気にしていたのだ。だからこそ、なんともない毎日を自分と過ごせているのではないのかと。つい先ほどまでは、その不安は当たりだった訳だが。


 栞  「お願い……あきら君……」


 黙って頷いたあきらは、ワイシャツのボタンを丁寧に外していく。徐々に露わになる白い肌。しかし、その白さは健康的なものではなく、蒼味が混ざっているのだ。


あきら 「栞、ちゃんと寝てるか?」

 栞  「……寝て、る、よ?」

あきら 「ゼッテー嘘じゃん」

 栞  「嘘……です……」

あきら 「徹夜で本読んでんだろー? 徹夜は身体に悪いからやめろって」

 栞  「そ、そうだけど……そうじゃない……」

あきら 「?」

 栞  「んぅぅ……っ」


 栞は脂汗を滲ませ、赤面すると、唇を引き結んでしまう。性に鈍いあきらが、この乙女の秘密に気付ける日は訪れるのだろうか。


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