【安価】恋愛相談屋しながら魔法少女業に励む【コンマ】
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215: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2024/11/15(金) 14:57:35.60 ID:b03Kyyxc0
まなか 「よろしくお願いします」


 依頼人は律儀にお辞儀をする。見た目の迫力から、緊張していた、あきらと栞だが、依頼人の柔らかな物腰にホッとする。


あきら 「お名前は、一ノ瀬 まなかさん……で宜しいですか?」

まなか 「そうだ」


 明朗快活な返答。よく“健全な精神は健全な肉体に宿る”というが、まなかを体現している言葉のようである。


あきら 「お相手のお名前と、関係性を教えてもらえますか?」

まなか 「江田 七海。この高校の一年。近所の幼馴染なんだ」


 幼馴染と聴いて、あきらと栞は自分達と重ねたのだろう。同時に互いの顔を見て、昨日のことをふたりして思い出し、直ぐに視線を外す。


まなか 「どうしたんだ?」

 栞  「な、なんでもありません!」

まなか 「はじめて口を開いたな。安心した」

 栞  「うぅ……」


 あきらの側にいるのに、何も発言をしない栞に対し、何故ひと言も話さないのだろうかと気にしていた まなかは、顔を赤くし、焦りながらも栞からの反応が返ってきたことに笑顔になる。


あきら 「栞……彼女は人見知りなので、あまり会話に参加はしないですが、ずっと一緒にやってきた相棒です」

まなか 「名前が栞なのかな?」


 あきらからの紹介に、まなかは栞に興味を示す。その視線から逃れようとするように、一歩後退するが、踏み留まり、ぐっと唇に力を入れてから口を開く。


 栞  「及川……栞です……」


 おずおずとしながらも、自己紹介をする。栞の様子に気にすることなく、まなかは笑顔を見せる。


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