【安価】恋愛相談屋しながら魔法少女業に励む【コンマ】
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65: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2024/11/07(木) 10:42:50.20 ID:PdTq4uL+0



 人通りのない帰り道。ここでなら話しても良さそうだと、あきらは口を開く。


あきら 「さっきの、俺が恋愛相談屋を始めた理由だけどさ」


 陰の落ちた栞の顔が、あきらへ向く。あきらの方が背が低いため、栞に見下ろされる形になり、その分余計に──さらにいってしまうと、長く伸びた黒い前髪が目にかかっている所為で、深く陰が落ちているように感じる。


あきら 「信じてもらえないだろうなってことを覚悟して言うわ」

 栞  「わたし、あきら君の言うことなら、信じるよ……?」

あきら 「ははっ。ありがとな」


 栞の言葉に、あきらは笑顔を向けるが、栞の方はといえば“信じてもらえないと思われるほど、自分は信じてもらえてないんだ”と、落胆する。


あきら 「俺、恋愛相談屋をはじめた中学二年生に学年上がったばかりのときにさ……」

? ? 「おい、いい女連れてるじゃねぇか」

あ・栞 「っ?!?!」


 唐突に、背後から声がかかった。弾かれたようにふたりは背後を振り返るが──


 栞  「きゃああああっ!!」

あきら 「!? 栞ッ !!」


 隣にいた栞の身体が、勢いよく離れる。


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