【安価】恋愛相談屋しながら魔法少女業に励む【コンマ】
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95: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2024/11/08(金) 19:54:53.88 ID:o1ZhcnGo0
 一度、あきらはグッと目を瞑り、深呼吸をする。ゆっくりと目を開けると、受け入れてもらえない、力になれない不安に、今にも泣き出しそうになっている栞が目に入る。栞にそんな表情をさせている自分に、急激に腹が立ってくる。そんな気持ちのままで栞に触れてはいけないと、怒りを冷却させる。


あきら 「栞……」


 あきらは椅子から立ち上がると、栞の身体に腕をまわし、優しく引き寄せた。


 栞 「あ……」


 あきらからの答えに、栞は嬉しさからの涙を流した。


あきら 「ご、ゴメン!! やっぱイヤだよな! それがフツーだって!!」

 栞  「!? 違うの!! この涙は嬉しくて……!!」


 勘違いをしたあきらは、栞を離し距離を取ろうとするが、栞があきらの服を掴む。


 栞  「だから……さっきみたいに抱き締めて……そのまま……して欲しいなって……」

あきら 「んぐっ!!」


 栞からの猛アプローチに、あきらはノックアウトを決められてしまう。もう一度、栞を抱き締める。確かにある体温と、感触という存在感。あきらの中に、栞への愛おしさがぶわっと押し寄せる。


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