488: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/01/10(金) 01:18:01.80 ID:yXDPJX5y0
レン「そうなんだ…んで!ショタじいならもしかして治せるのか」
カーロン「闇魔法はあまりに膨大な学問じゃ、すまんのう。儂と同じ賢者がお主のパーティーにおるじゃろ、あの乳やべーやつ」
レン「ミーニャにも文献を解読してもらったりしてるんだけど厳しいみたいで」
カーロン「あの天才に無理なら儂にも無理じゃな。儂が賢者になったの齢85じゃぞ。ドン引きじゃ。まあ、誰にも言いわせんから安心せい。確かにあのレンがこのような姿になったと人々に知られれば不安を煽るかもしれんからのう」
レン「だけどいつまでも遠征してるってのもな。まだ2ヶ月ちょいくらいだけど死亡説でてるんだぜ。大丈夫かな」
カーロン「ホッホ。お主が壮健ならば問題あるまい。それに、目の前の二人もおるからのう。今年の御前試合も大盛況じゃ」
年に一度開かれる御前試合は、王族や貴族の見ている前で国の実力者が闘い、それを天に奉納することで平和を願う行事である。一般民衆も観覧可能でかなり楽しみにされているエンタメだった。しかも今年は勇者同士である。
カーロン「勇者同士でなければここまでの盛り上がりはなかったじゃろうな。レン、いやレーン。お主も出たかったのではないか」
レン「この姿じゃ無理だし仕方ないわな!」
バトルマスターの衣装を身に纏ったミルカも足を組みながら、今か今かと開始の時を待っていた。
ミルカ「私もこの場で闘いたいものだな。激レア役職バトルマスターの力を見せたかったわ」
現在王族、貴族の観覧者が一人一人紹介を受けていた。厳かな行事には堅苦しいしきたりがある。この紹介も権力を示すために必要なものなのだという。
ミルカもカーロンも、二人の勇者の闘いを楽しみにして、行事を純粋に楽しんでいた。そんな中、レンの脳裏に先日の会話がリピートされる。
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