588: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/01/15(水) 01:20:09.06 ID:9OpR7EUuO
貴族は絶望していた。射手は殺され、剣士も満身創痍、すぐにでもトドメを刺されてしまうだろう。次は自分達の番だ。すぐには殺されないだろうがわかったものではない。
「お父様…」
「助けが来るのを期待するしかない…」
野盗の一人が剣士の首を掴み、持ち上げる。
「ごあ……」
「てめえの剣で殺されたの俺の実の兄弟でしたぁ〜っなぶり殺してやるからなこの野郎ォ」
ジェン「んなことしてる場合か!さっさと殺れ。援軍が来るまであと20分はかかるだろうがさっさと金目のものと貴族をアジトへ運ぶんだよ」
「へ、へい……ちっ、心臓ぶち抜いて殺してやる!」
ナイフを取りだし、剣士の心臓に突き立てようとする。その時、崖の上の弓兵達から悲鳴が上がる。
「なんだてめっぎゃあ!」
「うわぁ〜っ兄弟の首が変な方向に……ぐがっ!」
「ひいいいいいっ」
ジェン「うるせえな、なんだどうした!」
「あ、悪鬼です!首領」
ジェン「はあ……?…………あ」
弓兵のほとんどがぶっ飛ばされ、骸となり崖から突き落とされた。崖の上にいたのは悪鬼ではなくミルカである。
ミルカ「ーーーーーーー……っ」
軽くない負傷を負っているミルカのバトルマスター衣装はボロボロとなっており、むしろそれを破り、縛り、胸と股間周りを補強していた。なので露出度は上がっており、傷付いた手足が露になっている。さらにキューティクルなミディアムパーマも乱雑に後ろで纏められていた。
ジェン「……相変わらず化物だな。爆弾と、一応確認に行かせた部下二人も殺られたのか」
「あ、あれは……バトルマスターの……た、助かったか…」
「あ、お父様!ミルカさんです!」
「お、おお…………なぜ崖の上から…と、兎に角よく来てくれた」
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