777: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/01/24(金) 00:31:12.86 ID:vLWoQiFc0
セピア「ミンナシネ!」
セピアが魔力の玉を落とそうとした時、家族の霊地である森から十数分走ってきた今の位置に攻撃を落とした際の被害が頭によぎる。完全に魔獣になりきれない哀しみが一瞬動きを止めた。
セピア(霊地モ巻き添エに…)
レンが飛び上がり、大剣で自分の喉を貫いたその瞬間までセピアは愛する家族のことを考えていた。
☆☆☆☆☆☆
メフィスト「くはーーーおっしい。あの子強。勇者候補なのかな」
メフィスト「あーセピアさん力無く落下していくよ。あれはダメだねもう。怒られるなぁ」
メフィスト「まあ聞き流せばいいんだけどさ〜」
☆☆☆☆☆☆
喉に致命傷を負ったセピアは落下し横たわる。呼吸も浅く、程なく命がつきるのを自覚していた。
セピア(無念…………無念……)
セピア(私は家族の敵もとれず死ぬ……いや、私にとっての勝ちとはなんだったのか…)
セピア(人類を滅ぼす…そんなことはあれだけの魔物では到底不可能。私は……当たり前の結末を迎えている)
セピア(約束を破る者たちに、差別される者の苦しみが分からぬ者たちに目にものを見せてやりたかった……今分かった。家族だけではない、私は私を迫害したエルフ達への憎しみを人間にぶつけていた)
セピア(ふふふふ…………死んで当然か)
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