872: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/01/28(火) 16:15:11.03 ID:FbvrrXkA0
このスライムが他と違っていたのは明確な自我を持っていることだ。メアの本体のような特殊なスライムを除いて、基本スライムは大した知能を持たず本能で動く。しかし彼は高い知能を持ち話すことができる。
(だからなんだって話なんだけど……むしろ惨めだ)
スライムは考えた。兎に角ストラスが敗れた以上ここにはいられない。なんとか他の舞台にいれてもらわなければ。会話が可能なレア個体ということでなんとかならないだろうか。
(くそ!人間…………ムカつく!腹立たしい…)
魔物の位は基本的に戦闘力で決まる。このスライムが殺したことがある相手なんて超初心者の冒険者か、無力な人間。老人位だ。身動きがとれない老人の口と鼻を自分の身体で塞ぎ、掠れた声で命乞いしているところを無慈悲に殺したときなんかは最高だった。
(俺にも特別種みたいに相手の身体を乗っ取ったりできる能力があればいいのに)
彼は人類からマジックスライムと呼ばれている魔物種である。魔力を奪うことで体積を増やし力を蓄える。しかし勇者パーティの化け物から奪うことなど不可能。
(頼む、早く帰ってくれ……)
レン「はあ、はあ、はあ…………はぁーー……」
ミーニャ「……ごほ……今回は…危なかった…シアの止血は」
アメリア「大丈夫よぉ。傷は塞いだし、教会に戻ればふっとんだ右足首から先も再生できるわ」
シア「んく……いやぁ、魔力も切れちゃったあはは」
(帰れ!ボケッ)
ミーニャ「す、すこしやすまないと転移魔法発動できない。ふう……」
(なんだよ〜頑張れよ腹筋バキバキ女)
レン「はあ…………はあ……………………あ、スライムだ」
「あっ」
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