957: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/02/02(日) 01:45:43.96 ID:toK0Y2pkO
オーガの里を勇者一行が進む。オーガ族は男女ともに恵まれた体格をしており、雄は腰蓑のみ、メスはトップスにも簑を巻いているがいずれにせよラフな格好である。
レン「見られてるなぁ〜」
リラ「案内してくれるにーさんがいる限りは大丈夫だ。同族が受け入れてるんだからな」
シトリー「アリー嬢、震えているけど大丈夫かい」
アリー「アリーは緊張状態。オーガの強さが肌に伝わってくる」
ミーニャ「大丈夫。三勇者に私もいるからね」
カーロン「ワシもいるぞ〜い」
リラは顔見知りのオーガも大勢いるので、気さくに挨拶をしながら歩を進める。
「おーリラじゃないか。あの鼻垂れが良い雌になったよなぁ」
「グハハ。孕ませてやりたいのう」
「ワシもその後ろのちっこいのに良い雌の臭いを嗅いどるわ。見た目は脆弱な人間の雌じゃが、強靭な身体をしておる。乳も尻もたわわじゃ」
「三日三晩種付けしてやりてえな!」
リラ「言っておくがあれ誉められてるんだぜ」
レン「何となくわかる。オーガ流だなははは」
オーガにとって良い雌の条件に強さは重要な要素。それに当てはめれば勇者パーティは極上だった。性自認が女になったレンにとっては悪い気はしない。しかし魔法の力は重要視されないため、アリーの評価はあまり良くはないみたいだ。
「見ろよあの長い髪の女。オーガ族にも劣らない腹筋だぜ、たまらねえな」
巨大な木の枝を歩き渓谷を進む。オーガ族の棲み家は巨木をくりぬいた場所に作られている。そのカルチャーをレンが興味深げに眺めながら歩いていると、木造の荘厳な社が見えてくる。あれがオーガの王の根城だ。
「オウレツ様!リラが謁見を望んでおります」
オウレツと呼ばれた長身のオーガは城の玉座に座っていた。並のオーガとは一線を画す存在感!強さがすべてのオーガ族の中でも最強の者が王となるが、それだけの実力が見た目に現われているようだった。40歳というオーガにとっては若い年齢にもかかわらず威厳も十分。
オウレツ「おぉ…………やはり来たかぁ、通せ。ぐはぁはぁ」
リラ「王様!ご無沙汰してます!こいつは土産だ受け取ってくれ」
リラが担いでいたアップル王国でかき集めてきた食料や酒が詰められた巨大な包みを床に置く。
オウレツ「リラよ数ヶ月前よりも練り上がっとるな。聞いておるぞ、勇者として闘い続けておると」
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