958: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/02/02(日) 02:42:51.26 ID:cKZWdcjuO
リラ「ああ。元はと言えば王様やおやっさん、ガイオウに鍛えてもらったお陰さ」
オウレツ「ガイオウのう。奴は5000年生きたオーガ族の生きた伝説だった。オーガという種族そのものの結晶だった」
リラに倣い、レン達も正座する。オウレツの隣にはリラの育ての親のオーガ。そしてかなり若いことが伺えるオーガが控える。
リラ「おやっさん、タイガもいるのか!聞いてくれ!人類と戦争するのはやめてくれや」
「元気そうだなリラ」
リラの育ての親のオーガがリラに声をかけた。そして若いオーガの名前はタイガという。ガイオウが4981歳の時に作った子であり、現在生きているガイオウの唯一の肉親である。親譲りの白い短髪、オーガにしては細身だが内包された力は親譲りで、偉大な親を崇拝していた。
タイガ「チッ…リラ!てめえよくも戻って来られたもんだな!」
リラ「何が」
タイガ「父上を傀儡魔法で操ったのは人間の魔術師らしいじゃないか!魔族のお偉いさんが全部教えてくれたぜ。こんな侮辱が許せるものかよ」
リラ「それってメフィストってやつか?」
オウレツ「そうだぁ。ついこの間一人でオーガの里まで来てな、ガイオウの死を悼んでくれたよ。はぁはぁはぁ」
カーロン(そりゃガス生命体は死なないからのう。護衛などいるまい)
タイガ「我が偉大な父の命をよくもここまで愚弄してくれたものよ。オーガ族は誇りに生きる!何より、共に幼年期を過ごしたお前が人間の姦計に加担し虚偽の報告をしていたなんてショックだぜ。最早この闘い避けられないものと知れえええ!!」
「うるさいぞ」
リラの育ての親のオーガがタイガの頭を殴り付ける!
タイガ「ぐあー!?な、何をするんだおやっさん」
「若造が、あの魔族の言うことを鵜呑みにしてどうする。ちょっと黙っとれい」
リラ「おやっさん。てことは」
「おうリラ。俺達もこのタイガが早まった宣言をしてどうしたものかと考えていたのよ。ま、こいつはガイオウ様からオーガの未来を頼まれた期待のホープだからな、血気盛んなのは分かるが」
オウレツ「はぁはぁはぁ。ま、ワシは戦争しても良いがな。魔族に踊らされるのは気に入らん。しかしメフィストとやらが見せたガイオウの体毛には人間の魔力の残滓が残っていたのも事実」
リラ「水掛け論になっちまうけど私を信じてくれ。ガイオウを操ったのはオルソンって人間の傀儡魔法だが、そいつは魔王軍だったんだ。前回の報告でそこを詳しく話さなかったのは謝る。私が手にかけたガイオウの非業の死に思うところがあったんだ」
レン「はい!あたし勇者パーティなんだけど、操られたガイオウと闘いました。リラとあたし、二人も勇者パーティがあのつよつよオーガのガイオウと闘ってることからも人間側の姦計じゃないことは信じてほしいです」
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