【安価】恋愛相談屋しながら魔法少女業に励む【コンマ】
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◆AZbDPlV/MM
[saga]
2025/01/20(月) 13:48:51.57 ID:VyynNfSC0
あきら 「うっわ!! 性質の悪いナンパに絡まれてる!!」
栞 「ふ、ふたりが危ない目にあっちゃうよ!?」
あきら 「ちょっと行って来……おわっ?!」
隣の車両でふたりを見守っていた あきらが止めに入ろうと、脚を踏み出したところで、その道を阻むように、あきらの前に出た女が颯爽と隣の車両へ向かって行く。あきらより遥かに背丈が低いはずだが、何故だか目を惹く存在感を放っていた。
あきら 「え……あの人、確か……」
栞 「会ったこと、あるよね……?」
あきらと栞は、見覚えのある女が、自分が向かう車両へ移動するため、その後を足速に着いて行く。
優希のズボンに男の手がかかり、脱がされそうになっていた。
優 希 「や、やめ、て、く、くださ……ッ!!」
男の手を引き放そうとする優希の手は、他の男に邪魔をされ、羽交締めにされてしまう。これまでにない恐怖に、全身の血の気が引き、肌が真っ白になってしまい、優希の歯の根が合わず、ガチガチと音を鳴らしている。緑もあまりの光景に、全身が引き攣り声が出ず、目眩と吐き気でへたり込みそうになる。
芽 依 「そちらの殿方々、少々お時間を頂いても宜しいでしょうか」
場の空気に不釣り合いな涼やかな声が、騒いでいた男達の動きをピタリと止めた。柔和な雰囲気をもった、背丈は低めで、上はスレンダーでありながら、下はむっちりと肉感的な女、芽依が、微笑みを湛えながら立っていた。
男 2 「ん? 何ですかー? オネェさん?」
男 1 「正義感で止めに来ちゃった? それとも、オレらのお相手してくれるとかー?」
男 3 「相手してくれんなら、オネェさん美人だから大歓迎ー ♡」
手の空いている男が、ニヤニヤと芽依に近付く。それに対しても、芽依は笑顔を絶やさない。
芽 依 「そちらの方々、とても怯えている御様子。解放してください」
笑顔であるにも関わらず、声には有無を言わさない圧があった。芽依から発する得体の知れない圧力に、男達がギョッとして身体を硬直させたのが解る。同車両の他の乗客達も、芽依に圧倒されているのか、それともこの事態そのものに固唾を飲んで見守っているのか、観て見ぬフリをする者はひとりもおらず、助けに入ろうとしていたあきらも脚を止めているため、芽依ひとり、車両の視線を総取りしている。
男 3 「は、ハァ? そんなんオネェさんに指図される覚えないんですけどォ?」
気圧されていることを悟られまいと、口の端を吊り上げ、男は強気に距離を詰めるが、芽依は動じない。
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