【安価】恋愛相談屋しながら魔法少女業に励む【コンマ】
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512: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2025/02/18(火) 13:43:10.99 ID:ND0jC7zT0



ガラッ


天 音 「姫乃君と及川さん。お早いですね。依頼主様とはもうお話されたんですか?」


 天音が思うよりも早く訪れた あきらと栞に、天音は驚いている。


 栞  「はい、終わりました」

あきら 「いつもこんな感じだよ。ひとつひとつやれることやってく方式だからさ」

天 音 「ふふっ。とても素敵な活動だと思います」

あきら 「それで、話って?」


 天音は読んでいた本を閉じ、あきらと栞に向き直り、力強い瞳で見つめた。


天 音 「私、これから魔物と戦うのであれば、今のままではいけないと思ったのです」

 栞  「え? 天音さんにダメなところなんてあるようには思えないけど……」


 あきらと栞は天音の自己評価に首を傾げる。天音が戦う姿は一度しかないが、問題があるようには思えなかった。しかし、天音は以前の怪人との戦闘で感じたのは、いずれ渡り合えずに身体を好きにされてしまう悍ましい未来。あきらや栞のように肉体派な戦闘向きではなく、芽依のように全身を強化できる技も持っていない。ならば、マリアが神聖を与えたり、開花させることができるように、栞はあきらから変身できる能力を得たと聴いた天音は、自分も肉体強化がされるらしい、変身能力を得ようと考え、あきらに声をかけたのだ。


天音 「貴方方の変身能力を、私にも授けて欲しいのです! 及川さんは姫乃君から授かったとのことですので、私にも姫乃君、お願いします!」

 栞  「むぁっ?!?!」

あきら 「え」


 魔力授与の経過を知らない天音は、熱意に燃え滾る瞳であきらを見る。あきらは僅かに戸惑うが、栞は身体を跳ねさせるくらいの驚愕をみせる。


天 音 「ど、どうしてそんなに驚いているのですか?」

 栞  「だ、だだ、だって、それって、あ、あき、あきら君と……っ!!」


 栞はあきらと天音を交互に見て、吃ってしまい言葉に躓きながらも、必死にあきらに何かを訴えようとする。あきらは栞の言いたいことは判っているが、取り敢えず宥める。


あきら 「あー……まぁ、落ち着け、栞」

 栞  「おおおお落ち着いてなんていられますかっ!! そりゃあ、あきら君は役得ですよぉっ!! 高嶺の花の高宮さんと、高宮さんとぉぉぉおおッッ!!!!」


 栞の危機迫る取り乱し方に、天音はしてはいけない頼みごとだったのだろうかと後悔する。


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