【安価】恋愛相談屋しながら魔法少女業に励む【コンマ】
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584: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2025/02/22(土) 21:35:26.67 ID:YztvtXqd0



 アリサの自室。彼女は今、好きな作品のコスプレをしていた。布面積が非常に狭い衣装、二本の角蝙蝠のような翼と尻尾を携えた、悪魔を連想させるキャラのようだ。


アリサ 「あ、明日着ていく衣装を……ぶ、ブチョーに……訊いてみなキャ……はふぅーっ」


 アリサは携帯機を手に、文字を打ち込む指をプルプルと震わせ、誤字などないようにと、慎重に入力していく。


アリサ 「う、打てた……っ!! コレをブチョーに! ブチョーにぃ……!!」


 送信ボタンを押す指が数ミリ浮いている。部室の勢いに乗ったときと違い、こうしてプライベートな時間に拓務とやり取りすることが初めてなため、緊張で固まってしまう。


アリサ 「ううううっ! アリサの意気地ナシィィィッ!!!! モーしらない!!」


 アリサはベッドにダイブし、何度か脚をバタバタさせた後動きを止めると、身体を起こし、改めて画面と睨めっこを数分ほどする。


アリサ 「ボクの代わりに、送信ボタンを押してくれるロボットってないかな……」


 ついには途方に暮れた顔で天井を仰ぐ。ただ明日の部活で着るための衣装を訊ねるだけのはずが、アリサにとっては果てしなく高い壁として阻んでくる。


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